アメリカ留学体験記(5/5)
5.TOEFLで大学院の要求する最低ラインの600点の取得はできたか?
「予測通り(?)、スコアクリアならず」の失敗に終わりました。
自分なりにはベストを尽くして勉強をしたのですが、結局、TOEFLはリスニングセクションでつまづき、560点止まり。まさに、最後の最後まで「リスニング」がネックになり続けた留学生活でした。
帰りの飛行機の席はラッキーにもビジネスクラスに格上げしてもらえ、隣りにはきれいな金髪のアメリカのご婦人がいましてね。頑張って話しかけてみると、気さくな方で、いろいろな話をしてくれるんです。でも、悲しいことにこっちは少ししか理解できないんですよ。 後は、2年間の留学で培った最大の技術とも言える必殺「愛想笑い」でごまかすことしかできないんですね。やがて、彼女の方でも思ったほど話がはずまないことに気づいたみたいでさっさとヘッドフォンをつけてそっぽを向いちゃったんです。
もう、さすがに落ち込みましたね。
2年間留学して来て、まだ、日常会話すらスムーズにできないとは! 自分の馬鹿さ加減にほとほと腹が立ち、あまりに情けなくて涙まで出そうになったほどです。 英語のマスターという面から見たら、かなり不完全燃焼に終わってしまった自分の留学生活を恨めし気に振り返らずにはいられませんでしたね。
でも考えてみると、それは、まさしく、私の不完全燃焼の留学生活の幕切れを象徴するにふさわしい光景ですよね。 以上が包み隠さず話した、私の留学体験記です。
結局の所、現在ある私の英語力は日本において努力を工夫を重ねて培ったと言っても過言ではありません。
もしあなたが、「イマイチ英語力がつかない」と考えていても、今の環境で工夫すれば十分に目標を達成できるはずです。 特にこのHPではTOEICで900点をとるためのノウハウをいろいろな角度から書いています。
是非、是非、参考にしてください。