私が英語教材は開発したワケ
英語上達を夢見る人、及び、英語上達が至上命令であるような社会人の人達に伝えたくて、本教材を制作
SEC英語スピーキング教室を豪州の友人と設立したのが、9年前です。 私が、このスクールを始めたきっかけは、本当に単純で、
「とにかく一人でも多くの人に英語を使って外国人の人達と交流する楽しさを味わって頂きたい」
という思いからでした。ただし、私は、英語が昔から得意だったわけでもないし、20代後半になるまで、実際、英語をまともに話すこともできませんでした。 それどころか、私は20代を通じて仕事を転々とし、どの仕事も長続きせずに、そのくせ、夢や目標だけをデカイことを言っていたのですね。
そして、いよいよ30歳が目前に近づいてきた時、高校時代からの友人が結婚するにあたり、ポツリと私に言いました。
「20代までは、目標や夢を語って生きていけば良かった。でも、30代からは、"結果"を残していかないと生きていけないよな」
ショックでした。 今にして思えば、親友だからこそ言えた、私の対する痛烈な「贈る言葉」だったような気がします。
この言葉を機に、私の中で、意識が大きく変わりました。
ここで頑張らなければ、やばい。後がないぞ!
留学経験がありながら、英語はまともに話すこともできなかった私ですが、心の中では、四六時中、英語のキャリアに進むことだけを夢見ていました。 そこで、彼の言葉を受けて、本気で、英語の資格試験にチャレンジしていくことを決意したのです。
目標は、TOEICTest900点と英検1級の"2大資格"に定めることにしました。
理由は簡単です。この2つの資格が、当時は、国内で最高に認知されている「英語のエキスパート」への登竜門であったからです。
しかし、この2つの資格とも、さすがに、日本最高峰の難関資格だけあって、なかなか到達することができませんでしたね。 何度、あきらめそうになったことか、わかりません。 しかし、その都度、自分に言い聞かせました。
このまま、やりたくもない仕事を延々と年老いるまで続けていくつもりなのか?
幸運やネイティブの友人達との出会い、そして、彼らのアシストもあって、ついに、私は念願のTOEICTest900点突破を、まず、果たすことができました。
その間の取り組みは、すでに、特集に詳しく書いたとおりです。
私の人生は、この時、TOEICTest900点を越えた瞬間から、本当に、大きく変わり始めました。 20代の大半を、自信の無さに打ちひしがれながら、ひねくれて、口先だけ偉そうなことを言って、浪費してきた私が、人生で初めて、「自分でやりたい!」と思ったキャリアに、足を踏み入れることができたのです。
そうして、SEC英語スピーキング教室を、ここ、三重県の桑名市に設立し、
「こんな私にできたのだから、あなたにできないわけがない!」
をポリシーに、地元の方々に英語の指導を開始することができたのですから。TOEICTest900点を取って、一番大きく変わったのは、自分に対する「自信」でしたね。 この「自信」のおかげで、その後の英語上達は、どんどん加速していったように思います。
あれほど苦手だった英語のリスニングもスピーキングも、その後、間もなく、ネイティブ達から、「あなたの英語はうまいね」とまで言われるようになったのですからね。 SEC英語スピーキング教室を設立してから今日まで、一貫して、私は、受講生の皆さんに、自分の学習体験をベースにしたカリキュラムを提供することに努めてきました。
英語エリートでは決してなかった自分が、今では、日常生活の大部分を、ネイティブの講師や妻達を相手に、英語だけを話しながら、生活できるまでになったのです。
はっきり自信を持って言えますが、私には、特別な才能も、明晰な頭脳も、あるわけではありません。
むしろ、その反対で、覚えたと思った単語はすぐに忘れてしまうし、本当にいつも、「もっと頭が良かったらな」とイライラしながら、フラストレーションたっぷりで学習をしてきたところがあるほどです。 しかし、こんな私が、「適切な取り組み」を集中的に行うようにがんばってみたら、憧れのTOEICTest900点越えを達成することに成功したのです。
そして、その「適切な取り組み」というのは、決して、ある一部の選ばれた人だけがこなせるようなものでも、寝る時間を削って血のにじむような努力を要するものでもなかったのですね。あまりに多くの人達が、英語学習に対しては、「回り道」や「無駄な努力」をしすぎているのです。
このことは、これまでの9年間にわたるスクールでの英語指導経験を通じても、はっきりと体感してきました。 そして、その結果、これまた、本当に多くの人達が、TOEICTest900点取得や、時に、英語学習そのものまで、あきらめてしまっている現状があるのです。これは、本当にもったいない、いや、嘆かわしい話ですよね。
だって、本当はTOEICTest900点取ることなんて、ぜんぜん、大変な話ではないのです。
そのことを、世の中の、英語上達を夢見る人、及び、英語上達が至上命令であるような社会人の人達に伝えたくて、本教材の制作に着手し、なんとか、完成させることができました。
これまでの努力と苦労を、絶対に無駄にせず、大きく結実させて頂きたいと思います。 そこには、私自身の体験ばかりでなく、その後、当校の受講生の方々が、やはり、同様な方法により、大輪の花を咲かせてきたという軌跡とそのフィードバックがふんだんに盛り込んであります。 そして、あなたにも、私達が一足先に獲得することができた、例の、「英語に対する大きな自信」が体中に充満するあの感動を味わっていただきたいと思います。
是非、一緒にがんばっていきましょう!!