TOEIC Test900点取得の勉強法

TOEIC900点取得の勉強法
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TOEICTestスコア900点突破のリスニングセクション攻略法(1/4)

1.適切な練習を開始して変わったTOEICTestスコア:600点→860点→920点へ

TOEICTestもその頃は、リスニングセクションで400点の壁がなかなか打ち破れずに、目標の900点は、まだまだはるか遠くにそびえ立って見えました。  

 

リスニングセクションの中でも、特にパート4が苦手で、10秒程度の英文を聞き取って解答すれば良いその他の3つのパートと違い、このパートで1~2分続く、ネイティブのものすごいスピードの長い英語には、どうしてもついていくことができなかったのです。

 

しかし、半ばあきらめかけている時に行った"ある取り組み"のおかげで、私はついにこのパート4をねじ伏せることに成功しました。

それは、それまでのリスニング練習からは大きく発想を変えて臨んだものでしたが、この取り組みを始めてからは、それこそ、本当に半年もしないうちに900点を突破することができたということから考えてみても、"適切なリスニング練習法"であると言えると思います。

 

私の体験だけでなく、あなたに、適切な練習法の重要性に少し触れてもらいたいために、ここで、トップページでも少し登場して頂いた当校受講生の方の事例をご紹介しようと思います。

 

この方から最近、とてもうれしい報告が届きました。

前回受けたTOEICで念願の920点を取ったというのです。金濱さん(31歳男性)です。

 

金濱さん(31歳男性、現在は海外赴任中)、約1年前に入校して頂いた時は、

「自分はひょっとして聴解力に障害があるのかもしれない」

と真剣に悩むほど、リスニングを苦手としていました。

 

会社から海外赴任の内示を受け、一年間でなんとかTOEICTestの得点を最低860点、上手く行けば900点を取りたい、という野望を打ち明けられたのですが、入校時で600点だった彼のリスニングセクションは100点台半ば(495点満点中)という状態で、かなりの重症だと言えました。

 

それまでの練習法を改めて、彼は早速、私が奨める"適切な練習法"に取り組み始めました。すると、それから約3ヵ月後に受けたTOEICTestのリスニングパートで、早くも430点を取ることに成功したのです(総合でも860点)。 これには驚きました。

 

私の場合は、一応、留学というバックグラウンドがあってのことだったのですが、彼の場合は、国内だけでの学習なのです。 金濱さんは私よりもはるかにマジメな方なので、きっと私の何倍も勤勉に取り組まれたのでしょう。それとも、悔しいけど、私よりもはるかに頭が良かったのか・・・・。

 

いずれにせよ、彼は、今では無事、TOEICTest920点を取得し、相当な自信を持って海外赴任へと飛び立たれました。

では、いよいよ次章から、私達を900点突破へと導いてくれた"適切な練習法"について詳しくお話ししたいと思います。

2.英語をとにかく聞く「受け身的"リスニング"練習」の限界

それまで、何年もかけて"リスニングの聞き取り練習"を行ってきてもほとんど成果が上がらなかった私達二人が、なぜ、わずかな期間でそれほど大きく上達し、TOEICTest900点を突破することができたのでしょう?  

 

私も金濱さんも、伸び悩んでいる間は、市販教材をいろいろと購入して英語を聞き取るための"耳"を鍛えようとしてきました。とにかく、手当たり次第、片っ端から、市販のリスニング教材、テレビ、ラジオの英会話プログラムなど、とにかく"ネイティブの英語"をできるだけ長時間、毎日聞くようにしていましたが、二人とも、ほとんど手応えを感じることがありませんでした。

 

市販のリスニング教材は、いろいろな工夫が凝らしてあり、様々な種類のものがありますが、そのほとんどは、"いかにしたら英語の音を正確に聞き取ることができるようになるか"に焦点を当てたものです。 つまり、RとLやSとthの発音の違い、単語と単語が連結してしまう時の音、また、消え落ちてしまう語尾の子音の法則など、従来のリスニング教材は、とにかく英語の"音の認識力"を高めることを目的に作成されています。

 

そのように英語の音に慣れること自体は、絶対に必要なことですし、従来の市販教材もその目的のためには役に立つものがたくさんあるのだと思います。 しかし、自分のリスニング力が長い間、壁にぶつかっている原因が、英語の音の認識力不足以外にあったとしたらどうでしょう?