TOEIC Test900点取得の勉強法

TOEIC900点取得の勉強法
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TOEICTest 900点。私はこうして超えた(5/6)

6.試験用の集中力と勝負勘をオープン戦(本番前10日間)で養成する!

ポイント

さて、いよいよ、後一ヶ月です。中盤の20日間は、とにかく、たくさんの実戦問題集を買ってきて、一題でも多くの問題を解くように心がけました。

その際に、自分がその前の2ヶ月間で行った"弱点克服"のトレーニングで得た知識を、"再確認"するように各問題に取り組むことが大事です。

そして、何より大切なことは同じタイプのミスを繰り返さないようにするということなのです。

落合氏は、キャンプの中盤の位置づけを、

 

「キャンプ前半で取り組んだ課題克服がどれくらい達成されているかを確認するのに費やすべき」

 

と説きます。そして、いよいよ、最後の最後の終盤のオープン戦(練習試合)数試合を利用して、

 

「試合用の集中力と勝負勘を養成すればいい」

 

と語っているのです。 私のTOEICTest対策も本番までいよいよ、残り10日となりました。 この頃、私は、通勤のため、朝は6時半に起床していましたが、この10日間だけは、朝、4時に起床することにしました。 TOEICTestの模擬試験を2時間、しっかりと時間を計って、行うためです。

 

2万円をつぎ込んで、「LONGMAN 」と「Barrons 」の分厚い模擬試験が全部で10テスト以上付いている問題集も購入しました。

 

ここからは、私も、落合氏の言うように、

「試験用の集中力と勝負勘を養成するため」

に真剣勝負です。朝、眠い目をこすって起き出し、真冬の凍りつくような部屋に火を入れ、コーヒーを沸かして、目を覚ましたら、毎日、一つづつ、本番形式の模擬問題を、2時間かけて解いていきました。 もう、ここまできたら、1題、1題に集中して、正解を考えるだけです。

 

模擬試験問題の全問題を、本番だと思い、真剣に、一問でも多く、正解できるように、必死で解いていくのです。 リーディングセクションでは時間配分に、リスニングセクションでは、51番から100番までの解答で、素早く問題文に目を通してから、音声を聞くというリズムを乱さないこと、そして、そのために、前の解答がわからないからと言って意識がそこにひきづられないようにする、ということなど、いくつかの細かい戦術を確認しながら、とにかく、毎朝、一つの模擬テストを10日間かけて解いていきました。

そして、いよいよ本番当日を迎えたのです。

7.ベストな集中力を発揮する試験当日の"体のコンディション"作り!

TOEICTest本番当日、その前の10日間が毎朝4時起きだったこともあってか、朝5時前に目が覚めてしまいました。試験開始まで、まだたっぷりと時間もありましたし、もう一つ、模擬試験が残っていたので、解いてみようかとも考えましたが、やめました。

理由は集中力の問題です。

プロ野球の世界では、ダブルヘッダーといって、一日のうちに2試合を行うことがあります。落合氏はこれを酷く嫌っていました。理由は、体力的なことではなく、

「集中力が持たない」

ということであるそうです。

私も、それまでの10日間、毎朝2時間、本番形式で模擬試験を解いてきてみて、このTOEICの問題を200問、2時間、真剣に解くということがいかに集中力を使う行為であるか、思い知らされていました。

 

実は、その途中で土曜日が2回あったので、会社が休みということもあり、2つの模擬試験を続けて解いてみようとしたのですが、リスニングの聞き取りの段階で、全く集中力が残っていないことに気づき、止めたのでした。