TOEICTestスコア900点突破のリスニングセクション攻略法(4/4)
「リスニング以外の能力のため」と思って取り組んだ練習が結果的には
「リスニングのため」と思っていた練習をやってもリスニングが改善されなかったのに、「リスニング以外の能力のため」と思って取り組んだ練習が結果的にリスニングの役に立ったわけです。
それは、実は、「スピーキング」のための練習だったのです。
具体的には、「頭の中の自分の言いたい事（日本語）を英文に組み立て直すとどうなるのか？」、ということを具体的に考えるという、翻訳練習のような取り組みでした。
このトレーニングを続けていくと、英文の構造や語順や組み立て方に対しての理解がどんどんと深まっていきます。そして、やがて、だんだんと自分の頭の中にある"イメージ"を素早く英文に組み立てる技術が磨かれていくため、逆に英語を聞いた際にも、その意味を素早く頭の中に"イメージ化"させることが可能になっていきました。そして、このトレーニングを始めてから約半年後に受けたOEICTestでついに念願の900点突破を成し遂げることができたのです。
それまで、800点の壁を超えることができなかった私でしたが、900点を突破した（930点）時のテストでは明らかにそれまでとは違う手応えがありました。
まず、リスニングの憎きパート４が正確に理解でき、確信を持って解答できたことであり、もう一つは、リーディングセクションをやり終えて5分以上の見直し時間が取れたことでした。 これは、英文を頭の中でいちいち日本語に訳すことなく、素早く理解できていくようになった賜物だと感じました。
７．最短で効率的にTOEICTest900を突破するために！
現在、私には、自分自身の体験や前述の受講生の例からも、正しく取り組めば、リスニング力の改善を実感するのに、本当はそれほど長い時間は必要ないという信念があります。そして、そのリスニング力を余すことなく活かすことで、TOEICTest900点は絶対に到達不可能な数字ではないのです。
しかし、実際には本当に多くの人が何年もかけて"なかなか伸びない"と苦労し、あと一歩の所まで行きながら、TOEICTest900の壁を突破することができないでいるようなのです。
私は、TOEICTest900まで手が届きそうで、なかなか届かない、という人が、本当に必要としているのは、延々と問題集を解くことでも、リスニング教材を聞き流す練習でもない、と常々思ってきました。
自分や受講生の行った練習を積み、英文の構造や組み立てについて、日本語を介さずに理解できるような能力を身につけることで、一気に「壁」を突破することができるからです。
そのために有効な方法は、端的に言えば、「ある内容について、英文を実際に頭の中で組み立てて、完成させてみる」というような、言わば、スピーキングの際に、私達が頭の中で行っているプロセスのようなものなのです。
英文の構造や組み立てに対しての理解を深めるためには、実際に英文を組み立てたり構造してみたりすることが最も効果的であることは明白だからです。 そこで、私は、そのような、ある種、「能動的」な練習を積むことで「壁」を突破することが可能になるようなオリジナル教材（英語筋力増！教材）を作成いたしました。
この教材では、ここまでご説明してきましたように、英語を聞き取ること自体よりも、"聞き取った"英語の意味の"理解速度を上げる"ための練習に重点を置いています。
教材内の課題の継続的な練習を通じて、最終的に、どのような英文に対しても、英語の語順通りに、日本語に訳すことなく、素早く意味が理解できるようになるため、リスニングが大きく改善されることを目指します。
当教材の制作に当たっては、当校のネイティブ講師達やデイリー読売外国人（オーストラリア）記者を行う義妹達と実際のTOEICTest問題を検討し、試験内に頻繁に登場するような日常的な語彙や言い回しを徹底的に厳選しました。 そしてそれらを実際に彼らネイティブスピーカー達に、重要構文や文法事項と共に、教材内で上手に表現してもらうことに成功しました。
具体的には、当教材の課題に用いているスピーチ原稿全体を、彼らが実際に日常的に用いることが多く、それゆえにTOEICTestにも出題される可能性が高いと想定される語彙表現を厳選して盛り込むよう注意しながら、彼らによって執筆してもらったのです。
結果として、この教材を3ヶ月間継続することで、あなたの英語の構造や意味の把握速度が大幅に向上し、ネイティブスピーカーが自然に話す速度に劣らなくなるはずです。
そして、その能力こそが、既に900点を取得した受講生達の共通する点なのです。是非、１日でも早くトレーニングを開始して、TOEICTest900点突破を実現してください！
また「英語筋力増！教材」では、TOEICTest教材や参考書にありがちな“とにかく教材をやらせるだけ”姿勢に疑問を持ち、受講生への徹底したサポートを行えるようにメールによる質疑応答のサービスも付加しました。
ご興味のある方は是非、次ページよりお申込みください。